松本奇兵隊blog

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岸田のトリプレッタで圧勝--藤枝戦

途中経過を携帯でチェックしていたが、前半途中に相手退場&PKで9“戦術は岸田”ゴラッソ。この瞬間、自分的には勝利を確信。終わってみれば、4-0で9のトリプレッタに11“トリ転”までもゲット。正直得失点差を稼いだのは大きいが、イエローが0、けが人もなしというのが何よりうれしい。次節は下関での“倍返し”マッチを控えているだけに、主力がそのまま出場できるのは本当に本当にうれしいことだ。

問題は、同日開催ながら夕方1600キックオフの町田vs長野。なんと町田が2-0で完封し、長野の勝ち点は31のままにとどまった。

今節終了時の勝ち点&順位
1山口 36
2長野 31
3町田 28

j3ハイライトで町田vs長野を見たけど、激アツの試合だった。町田は前回の山口戦に勝利して以来、すっかり覚醒した様子で、ことごとくきわどい試合を勝ちきるようになった。長野に勝てたのも、町田のポテンシャルが発揮され始めたとも言えるんじゃないだろうか。
昇格争いは山口、長野、町田の3チームに実質的にしぼられているわけで、町田としてはこの試合負けたら本当に苦しくなったはずであり、背水の戦いを勝って生き残ったというところだと思う。
その町田の戦いは、次の山口戦のための勝利でもある。町田は、山口に勝てば昇格レースに本格参戦となり、負ければシーズンが終わってしまうと言える。だからこそ、山口は町田戦は負けられないし、最低引き分けが義務だ。引き分けは相手に致命的なダメージを心理的にも与えるので、今回だけはこのラインを譲ってはいけない。
気になるのは、これまで山口には引き分けがないこと。山口には、試合をコントロールする、状況によって戦い方に変化を付ける、という能力まではない、というのが現状なんだと思う。選手交代で大きな変化を付けられるわけでもないので仕方がないのだけど、とにかく町田戦だけは負けない戦いをしてほしい。勝つ必要はない。真の“倍返し”は引き分けだ、と個人的には思ってる。

さて、梅雨入り後、うれしいことに、メンバー構成にも少しだけど変化が出て来た。従来は、39“ミドル王”が11“トリ転”と交代というのがお決まりだったのだが、18原口が交代出場して、2試合連続アシストを達成。やや遠慮気味にプレーしてるのが気になるが、9岸田との連携もよく、攻撃のバリエーションや厚みという点で今後にかなり期待できるように思う。本来は彼はFWなんだから、もっとガツガツとシュートを打ってゴールを狙ってほしい。

夜の某局のローカルニュースでも、監督の「倍返し」宣言が取り上げられていた。正直、引き分けてくれたらいいよ。引き分けでも相手のダメージは相当なものになるはずなんだから。