松本奇兵隊blog

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長野美濃部監督辞任について思うこと

長野のここ10試合くらいの大ブレーキを見ればやむを得ないのかもしれないですが、強豪チームに訪れる監督更迭(一応今回は辞任という形)劇を見ると、レノファ山口にも決して遠くない近未来に訪れるであろう未来を考えてしまいます。もちろんないにこしたことはないですが、そんな順調なチームは存在しないし。

自分がJ1で応援する鹿島でもセレーゾ監督が解任されました。サッカーというのは難しいですね。プレーする側も、見る側も、変化が激しすぎてついていくのが大変。長野は昇格を至上命題としているわけで、そのプレッシャー下で成績を上げるのは容易ではないのでしょう。巷では山口戦の敗戦(いわゆる“維新の奇跡0712”)から大ブレーキが始まったという意見があるようです。ですが、山口との戦いの前、町田との直接対決に0-2で敗れたあたりからおかしかったのかなと自分は思ったりします。
こういう話、覚えてますかね。GW前、長野がホームで山口の連勝を止めた後、J3ハイライト中、勝又選手がインタビューで「GW明けて5月末には首位に立ってればいい」、という発言をしています。あのとき、ひたひたと迫ってくる長野には脅威・恐怖を感じましたが、町田ともども下位に引き分けもあって勝ち点差を思い通りに縮めることなく今に至ってます。
長野はむしろこれで2位狙いがはっきりしてよかったのじゃないかな。問題は現状の町田との勝ち点差3がどうなるかで、これは週末の長野-福島、町田-相模原、という上位直接対決の結果にもよりますが、まだまだ混沌としていると思います。
また、各チーム、積極的に補強を進めていて、戦力の変化もなかなか予測できないです。長野がこれで勢いがつくのか、または、完全に沈没してしまうのか、これも全く分からないわけですが、“手負いの獅子は怖い”、これに尽きるように思います。
ところで、実は自分は昨年のJ2では讃岐を応援し、入れ替え戦もそういう訳もあって興味をもってみてました。讃岐ホームの試合を1-0(合計1-0)で敗れて泣き崩れていた長野の選手達の姿をまだ自分は忘れられないです。“維新の奇跡0712”で9“サリナス超え”がPKで逆転した後すぐ、ゴール内のボールを持ってセンターサークルに走った勝又選手の姿はだからこそよく覚えています。まあ、そうだよね、って。
敵ながらすごいなあ、と思ったし、(逆に、2失点目で寝転んでる選手もいたわけですがw)、、、悔しさを秘めて戦う選手が中心にいることは長野の強さじゃないかなと思います。

ま、他チームのことなので余計なお世話なんだけどね。自分は上記以外にも長野とは色々と縁があるので美濃部監督辞任劇のニュースは気になってグダグダと書いてきました。週末の長野の試合、結果もですが内容やメンバーも楽しみにしたいなと思います。遠いようで近い未来の自分たちの姿かもしれないしね。